いつの間にか消えた昭和のエロ本自販機【レベル3】

エロ本自販機とは

アダルトメディアが普及していない1970年代に、こっそり買いえる成人向け雑誌の自動販売機がありました。それが、いわゆる「エロ本自販機」です。
当時は2万台を超える数が設置されていたそうです。
エロ本を買ってるところを他人に見られたくない羞恥心に応えるべく開発された夢の自販機ですが、これがなければ猛りまくった雄達により暴動が起こったかもしれません。
つまり、間接的に日本の平和と秩序を守っていたのがエロ本の自販機なんです。

衰退

一世を風靡したエロ本自販機ですが、PTAや警察の目の敵にされ規制強化が年々進んでいきました。
未成年者でも自由に購入できる自販機のエロ本は、教育上の観点から敬遠されました。
1980年に、日本PTA全国協議会が、国会へ販売規制の立法を請求し、43都道府県の地方公共団体が青少年保護育成条例による条例制定が行われました。これが決定打となり、1980年代中頃、ついに自販機本は絶滅に追い込まれた。

PTAの皆様なんてことを。。。。(> <)

行政に問い合わせてみた

令和の時代になり、スマートフォンをはじめデジタルデバイス普及や、セルフプレジャーという女性向けのアダルトグッズも人気がでています。より性がオープンな世の中になっている時流です。

また、自販機には、マイナンバーカードや免許証で年齢認証できる外付けの装置もあります。
その背景から、今後の展望について行政へ筆者は問合せをした事があります。

筆者  ・・・「年齢認証する装置があれば、自販機の設置は可能ですか?」
行政担当・・・「マイナンバーカードや免許証を本人が利用した事をどうやって証明しますか?」
筆者  ・・・「遠隔からカメラで目視監視します。」 ※もはや意地w
筆者  ・・・「弊社にはAIカメラの人認証の技術もあります!」 ※さらに意地
行政担当・・・「場所の制限もあります。それは管轄の警察に確認してください」
筆者  ・・・(無理そうだな)
筆者  ・・・「どこか販売可能な場所はありますか?」
行政担当・・・「無料案内所はどうですか?」
筆者  ・・・「それでいきましょう!」
行政担当・・・「楽しみにしています。」
筆者  ・・・(歓楽街の無料案内所でエロ本買うやついるのだろうか)

諦めません。設置するまでは。