先日、自販機のプロとして沖縄の自販機事情を調査してきましたので、ここに記事を投稿します。
まず、沖縄の自販機は、塩分が多い海風の影響をモロに受けているため、錆びやすいのが大きな課題。これはまるで、自販機が毎日海水浴をしているかのよう。一年中、しょっちゅう塩をかけられているわけですから、錆に強いと自負していた自販機たちも、沖縄の海風には抗しきれないみたい。これもまた、沖縄の自然が織りなすユニークな風景の一部です。
本州と違い一年中温暖な沖縄はヤモリが生存しやすい環境です。そこで、「ヤモリ対策ネット付き自販機」というのがあるんです。ええ、あなたの聞き間違いではありません。沖縄の暑さはヤモリも活発にさせるので、彼らが内部に侵入して機械トラブルを起こすのを防ぐためのアイデア商品です。まるで自販機が小さな要塞になったかのよう。
次に、沖縄はUCCコーヒー自動販売機の聖地。本州では殆どみないUCCの自販機がそこらじゅうにあります。沖縄にはUCCの製造工場があるからなんだそうです。どうやらこの島の人々は、日焼けした後の一杯にこだわりがあるようです。ビーチサイドでサンセットを眺めながら、手軽に本格コーヒーが楽しめるなんて、これぞ贅沢の極み!
そして、沖縄の自販機では「さんぴん茶」がマスト。この島のリラックス代名詞ともいえるジャスミンティーです。甘くて芳醇な香りで、疲れた心と体に優しく語りかけてくれます。「あなた、疲れてるわよ」と。
最後に、冷凍自販機のプチバブル。じつは、筆者はこの調査に行ってまいりました。2023年の九州の新規設置台数の数倍の台数が沖縄一県で設置されたよう。写真をいくつか掲載します。
JiHANの冷凍自販機も設置していくので、是非、沖縄の自販機を楽しんでください。